最近する人が増えている脱毛美容。「脱毛に興味はあるけど、どのくらいの人がしているのか気になる」という人も多いのではないでしょうか。脱毛をするうえで、自分のほかに脱毛している人の割合がどのくらいなのか気になりますよね。そこで今回は、脱毛している人の割合や脱毛するメリット・デメリット、脱毛を始めるきっかけについてご紹介します。
脱毛している人の割合
まずはじめに、脱毛している人の割合がどのくらいなのか確認しておきましょう。割合を調べることで人々がどれくらい脱毛に関心があるのかを知ることができます。脱毛している女子・男子の割合、各世代の脱毛状況、脱毛トレンドの理由について解説します。
脱毛している人の割合
脱毛している人の割合は34.2%です。サロンやクリニックでの施術や自宅でのセルフケアを含め、脱毛経験の有無を尋ねたアンケートでは、およそ3人に1人が脱毛をしていると回答しています。
参照元:PR TIMES「<脱毛に関する全国意識調査>女性の2人に1人は脱毛経験ありと回答 20~30代はサロンケア、40代からはセルフケア傾向に」
脱毛している女子の割合
性別ごとにみてみると、脱毛している女子の割合は54.2%で、およそ2人に1人が脱毛をしています。また、どこで脱毛したのかを答える質問では、「脱毛サロン」が43.8%、「自宅での脱毛器を使ったセルフケア」が43.6%でした。
男子に比べて「脱毛サロン」や「エステサロン」などの店舗での施術を行う人が多い傾向がありました。
脱毛している男子の割合
一方で、脱毛している男子の割合は14.2%でした。女子に比べると割合は小さいですが、近年男子の脱毛ニーズが増えています。男子は「自宅での脱毛器を使ったセルフケア」をする人の割合が高く、60.2%と半数以上の人が回答しました。
また、男子で「脱毛サロン」を利用していると答えた人は20.5%でした。女子に比べて自宅でのセルフケアをしている人が多い傾向があります。
各世代の脱毛状況
また各世代の脱毛状況については以下のようになっています。
- 10代 22.3%
- 20代 51.5%
- 30代 48.8%
- 40代 38.7%
- 50代 25.5%
- 60代以上 14.7%
上記の脱毛状況をみてみると、20代・30代が特に脱毛経験率が高く、2人に1人が経験していることがわかります。一方、年代が上がるにつれて経験率が下がる結果となり、若年層ほど脱毛が定着していることがわかります。
また近年10代で脱毛をしている人の数も増加しており、若い世代では美意識の高まりや社会的圧力により脱毛ニーズが高まっています。
参照元:PR TIMES「<脱毛に関する全国意識調査>女性の2人に1人は脱毛経験ありと回答 20~30代はサロンケア、40代からはセルフケア傾向に」
参考:TesTee Lab.「脱毛に関する調査【2020年版】」
各世代の脱毛トレンドと理由
なお、各世代の脱毛トレンドと理由として次のようなことが挙げられます。
若い世代(10代〜20代)
まず若い世代(10代〜20代)の脱毛トレンドと理由として、SNSのインフルエンサーや周りの友人が脱毛していることによる社会的圧力や美意識の高まりが挙げられます。特に全身脱毛やVIO脱毛など幅広い部位の脱毛を求める傾向があり、ファッションや自己表現、スポーツ活動などの目的も強いです。
中年世代(30代〜40代)
次に中年世代(30代〜40代)は、忙しいライフスタイルから、効率的で長期的な脱毛方法を求めることが多いです。そのため脱毛トレンドとしては、レーザー脱毛や光脱毛が人気で、清潔感や自己管理のために脱毛を選ぶ人も増えています。
高齢世代(50代以降)
また高齢世代(50代以降)の脱毛トレンドと理由については、健康や快適性の観点からのものが多いです。特に医療脱毛や医療用の除毛クリームなどを利用する傾向があります。肌の状態や体調を考慮した脱毛方法を重視します。
みんなどうして脱毛するのか?
脱毛している人の割合がわかったところで、脱毛経験者はみんなどうして脱毛するのかという点について解説します。ここでは脱毛の必要性とメリット、学生が脱毛するメリット、脱毛する際の注意点についてご紹介します。
脱毛の必要性とメリット
まず脱毛をすると、自分でムダ毛を処理する回数が減るのが最大のメリットです。脱毛の必要性は個々によって異なりますが、脱毛によってムダ毛処理の手間や煩わしさの軽減、清潔感の向上に繋がります。
そのほかにも脱毛することで次のようなメリットも得られます。
- 蒸れの軽減
- かゆみや匂いがなくなる
- 水着を着て思いっきり楽しめる
- 手の届かない部分もきれいに保てる
上記のようなメリットを感じられるのが脱毛の魅力です。脱毛をすることで自己満足感や自己肯定感を高めることができるでしょう。
学生が脱毛するメリット
続いて学生が脱毛するメリットには、次のようなことが挙げられます。
- 学割を使用して低価格で脱毛できる
- 将来、美肌になる可能性が高まる
- 予約が取りやすい
- 時間的な余裕がうまれる
脱毛サロンによってプランやコースは異なりますが、学生がお手頃価格で脱毛できるように学割を設定している場合があります。学割を使用すれば比較的、低価格で施術を受けられます。さらに授業終わりの時間などを利用することで、社会人と予約の時間が被ることを避けられるので予約が取りやすいのもメリットです。
そして、学生のうちから脱毛しておくことで自己処理の頻度が減り、肌へのダメージも少なくなるので、将来美肌になる可能性が高まります。また、自己処理に割く時間が減ることで、社会人になったときに時間の余裕がうまれるのもうれしいポイントです。
学生が脱毛する際の注意点
一方で学生が脱毛する際の注意点は次のようなことが挙げられます。
- 脱毛完了後に毛が復活する可能性がある
- 肌のダメージが大きくなることがある
- 保護者の同意が必要で、ローンが組めない
成長期の場合、まだ身体が発達途中なので毛の細胞分裂も活発です。また、ホルモンバランスも不安定なため毛が生える周期も安定していません。そのため、脱毛が完了した後に毛が復活することがあります。ただ、復活といっても少しだけです。
さらに成長期の肌は、柔らかく傷つきやすいので成人に比べてデリケートです。そのため光やレーザーの照射によって肌へのダメージが大きくなることがあります。
また高校生などの未成年の人は、1人で脱毛の契約を結ぶことができず、保護者の同意が必要となります。自分でローンを組むこともできないので、施術を受けるには保護者と相談する必要があります。
社会人になってから脱毛を始める人の割合
続いて社会人(20歳以降)になってから脱毛を始める人の割合は、全体の36%です。20歳未満で脱毛を始めた人は全体の29%なので、学生のうちから脱毛を始めるよりも社会人になってから始める人の方が多いことがわかります。
それでは、社会人の人が脱毛を始めたきっかけ、VIO脱毛している人の割合、年代別VIO事情について解説します。
参考:MUSEE PLATINUM「脱毛をしている人の割合とは?女性の部位別処理率を調査!」
脱毛を始めたきっかけ
社会人が脱毛を始めたきっかけは様々ですが、社会人になり金銭的な余裕がうまれたことが理由として多く挙げられている印象です。金銭的余裕ができたことで、自己処理にかかる時間や煩わしさを軽減するために脱毛を始める人が多い傾向があります。
また30代以降になると、将来に備えてデリケートゾーンをきれいにしておきたいと考える人が増えます。自分が介護される立場になったときにデリケートゾーンを清潔に保てるようにVIO脱毛を始める人も多くいます。
40代でメンズ脱毛をしている人の割合についてまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。
VIO脱毛をしている人の割合
実際にVIO脱毛をしている人の割合は、脱毛している女性のうちの約8割です。VIO脱毛の経験の有無を聞いたアンケートでは79%の人が「VIO脱毛をしたことがある」と答えています。
参考:PAIRCARE「ホーム>コラム>セルフケア>みんなのVIO脱毛事情を大調査!年代別にまとめてみた【アンケート結果】」
また、男性でVIO脱毛をしている人の割合は、Vゾーンを脱毛している人が45.5%、Oゾーンを脱毛している人が31.7%です。女性に比べると割合は低いですが、パートナーからの指摘を受けたり、女性受けを意識して脱毛する人が多く、恋愛対象の人に配慮して施術することが多い傾向があります。
参考:マイナビニュース「男性のVIO脱毛経験者、「VIO全部」を脱毛した割合は?
年代別VIO事情
次に年代別VIO事情をご紹介します。脱毛したことがある人の年代別の割合を以下に示します。
- 10代 54%
- 20代 62%
- 30代 81%
- 40代 69%
上記の割合はVIO脱毛の経験がある女性の割合です。10代の人は、カミソリやシェーバー、家庭用光脱毛器などを使って自己処理を施している人が多く、20代になると脱毛サロンや医療脱毛を活用する割合が増えています。
30代になるとVIO脱毛を経験している人の割合が一段と多くなっており、約8割の人がVゾーンの脱毛をしています。40代は数字は小さくなっているものの、継続して高い割合でVIO脱毛しています。
参考:PAIRCARE「ホーム>コラム>セルフケア>みんなのVIO脱毛事情を大調査!年代別にまとめてみた【アンケート結果】」
まとめ
脱毛している人の割合や脱毛のメリットについて解説しました。脱毛は個々の美容意識やライフスタイルに合わせて選択されるものであり、それぞれの人にとって理想の身だしなみを手に入れる手段の一つです。その選択には理由や背景、メリットや注意点などを理解し、適切な情報を得ることが重要です。
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