こんにちは!健康ラボの村田です!
今日の話題は「肌と腸の関係」についてです。
「最近、肌の調子がなんだかイマイチ…」そんな風に感じている人はいませんか?
実はその肌トラブル、腸内環境が関係しているかもしれません。
腸は“第二の脳”とも呼ばれ、健康や美容に深く関わる重要な器官。とくに腸がきれいな人は、肌もきれいだと言われるほど、密接な関係があるんです。
この記事では、腸と肌の関係性から、腸内環境を整える食事・生活習慣のポイントまで、わかりやすく解説していきます。
内側からきれいになりたい方、ぜひ最後まで見ていってくださいね🙂
腸がきれいだと肌がきれいになる

「腸と皮膚」は医学的なつながりがある
腸と肌は「腸皮膚相関」と呼ばれる仕組みでつながっており、腸内環境が乱れると、肌にもさまざまな影響が出ることがわかっています。
腸は、食べたものを消化・吸収するだけでなく、人体の免疫細胞の70%以上が集まる重要な臓器。
※免疫細胞:ウイルスや細菌などから体を守る細胞のこと
そのため腸内で悪玉菌が増えてしまうと、有害物質が血流にのって全身へ巡ります。
よって肌のバリア機能が低下したり、炎症を起こしやすくなったりするのです。
腸の状態は体の内側から肌に影響している、というのは医学的にも認められている事実です。
参考:国立消化器・内視鏡クリニック
腸内環境が乱れる理由は、悪玉菌の増加
腸内の悪玉菌が増えると、、、
- ニキビや吹き出物
- 乾燥肌や肌のごわつき
- 肌のくすみや透明感の低下
- アトピーや湿疹などの慢性的な炎症 などにつながります。
これは、腸内で悪玉菌が増えることにより、アンモニアなどの有害物質が腸壁から体内へ漏れ出してしまうためです。
この状態を「腸漏れ(リーキーガット症候群)」とも呼び、体のあちこちに炎症を引き起こす原因の一つとされています。
悪玉菌が増える原因
- 加工食品や糖分の多い食事
- 不規則な生活や睡眠不足
- 慢性的なストレス
- 運動不足
腸をきれいに保つために発酵食品を食べよう

腸をきれいに保つことが、肌もきれいに保つことにつながることについて説明しました。
そして腸内環境を整えるためには、日々の食事で腸内細菌のバランスをとることが大切です。
善玉菌を増やす発酵食品
腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という3種類の菌が存在しています。肌をきれいに保つには、善玉菌が優位な腸内環境をつくれるかどうか。
善玉菌をサポートするには、ヨーグルト、味噌、ぬか漬け、キムチ、納豆などの発酵食品の摂取が効果的です。これらには乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌そのもの、あるいはエサとなる成分が豊富に含まれています。
ただし一度に大量に摂るのではなく、毎日少量ずつ、継続的に取り入れることがポイントです。
腸内の善玉菌の種類や数は人それぞれ異なるため、自分に合う発酵食品を見つけるのも美肌への第一歩!
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「食物繊維」もきれいな腸づくりに役立つ
野菜・果物・海藻・きのこ・豆類などに多く含まれる水溶性食物繊維は、善玉菌の大好物。
腸の中で発酵しやすく、腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の増殖を抑える働きもあります。
また、不溶性食物繊維は腸を刺激し、便通を促すことで老廃物の排出をサポート。腸がスムーズに動けば、肌に悪影響を及ぼす有害物質も体外にしっかり排出され、肌荒れやくすみの予防にもつながります。
きれいな腸ときれいな肌に必要な「水分習慣」
水分が不足すると便が硬くなり、腸の動きも鈍くなってしまいます。
その結果、腸内に老廃物が長くとどまり、有害ガスが発生。これが血流を介して全身をめぐり、肌荒れやニキビの原因になることもあります。
毎日1.5〜2リットルの水をこまめに飲むことで、腸内の老廃物をスムーズに排出し、善玉菌が住みやすい環境を整えることができます。特に朝一番の白湯や、食事中・食間の水分補給は、腸にやさしく効果的です。
腸がきれいな人がやっている習慣3つ

腸をきれいにし肌もきれいにしていくためには、食事だけでなく、日々の生活習慣も重要です。
特に「ストレス」「睡眠」「生活リズム」は、腸の働きに大きく影響します。ここでは、その3つのポイントについて解説します。
腸をきれいにする「ストレスを減らす」習慣
強いストレスを感じると、自律神経が乱れ、腸の動き(ぜん動運動)が低下してしまいます。その結果、便秘や下痢が起きやすくなり、腸内の悪玉菌が優位になってしまうのです。
特に仕事や人間関係など、現代人は慢性的なストレスを抱えがち。ストレスをゼロにするのは難しくても、次のような方法で軽減していきましょう。
- 朝の深呼吸や軽いストレッチ
- ハーブティーやアロマでリラックス
- 「無理しない日」を週に1日つくる
心がほっとゆるむ時間を、意識的にとってみましょう。心と腸は、つながっています。
肌をきれいにする「睡眠の質を高める」習慣
睡眠中は、体を修復する「副交感神経」が優位になります。この神経は腸の動きもサポートしてくれるので、ぐっすり眠ることで腸内環境のバランスも整いやすくなるのです。
逆に「寝る直前のスマホ」や「夜更かし習慣」などは睡眠の質を低下させ、腸内の悪玉菌が増えやすくなるというデメリットがあるので、控えるがおすすめです。
快眠のためには
- 就寝1時間前はスマホを見ない
- ぬるめのお風呂で体を温める
- 毎日同じ時間に起きる
など、小さなことから始めてみましょう。
腸をきれいにする「朝食を食べる」習慣
腸は「朝」に活発に動くようにできています。これは体内時計(サーカディアンリズム)の一部で、朝食を食べることでスイッチが入ります。
忙しくても、朝は水分と食事をしっかりとることがポイント。
- 起きたらまず常温の水を一杯
- おにぎりやスープなど消化の良い朝食
- 少しだけ朝日を浴びる
といった習慣が、腸の動きをサポートします。
また、「決まった時間にトイレに行く」ことも、腸のリズムを整えるうえで重要。
腸が動くタイミングをつくることが、美肌にもつながる第一歩です。
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まとめ|腸がきれいなら、肌もきれいになる!

「腸がきれい=肌がきれい」というのは、単なるイメージではなく、科学的にも裏付けられた事実です。
腸内環境が整えば、栄養の吸収力が高まり、不要な老廃物がスムーズに排出される。
その結果、肌荒れやくすみのない、透明感のある美肌が育まれていきます。
きれいな腸を育てるには、
- 善玉菌を増やす発酵食品や食物繊維の摂取
- こまめな水分補給で腸の中をうるおす習慣
- ストレスを溜めすぎない・睡眠の質を高める
- 腸が活発に動く生活リズムを整える
といった「食事+生活習慣」の両方がカギになります。
腸は、あなたの肌の鏡です。
今日から少しずつ、腸にやさしい選択をはじめてみましょう🙂
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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