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1万円の贈り物

7月20日はミライズマルシェに出店してきました!

7月も半ばということで、毎日ほんとうに暑い、、

この日も外会場だったので、テントがあるとはいえそこはもう灼熱地獄。準備しているだけで汗が止まりません。

こんな暑いのに、お客さん来るのか、、

そんなことを感じながら着々と準備を進める私でした。


目次

1万円分のみらいチケット

さて、そんななかある1人の男性がおにぎりを買いに来てくれました。

僕はその方とは初めましてだったので、おにぎりの受け渡しをしながら世間話。(世間話大好き人間)

すると、どうやらその方と地元が同じらしく、話してみると意外な共通点が見つかりました。(世間話の楽しいところ)

会話の中で「どうして今回はここに来てくれたんですか?」と聞くと、Instagramで動向を追いかけてくれていたようで、今回寄ってくれたそう。ありがたいですね。

「あと、みらいチケットの活動を新聞で見て共感したので協力したくて」とお客さんの手元を見るとそこにはきれいな1万円札が。

僕はまさかと思ってつい、「ありがとうございます!1口分(¥250)でよろしいですか?」と聞くと、

「いやいや、これで。40食分くらいは賄えると思うので。」と男性は言います。

ちょっとさすがにびっくりしちゃって。1万円寄付してくれる方なんて始めてだったので。

その方はその後スマートに去って行きました。

みらいチケットとはなんぞやという方は、こちらの記事にて簡潔に記していますので、併せてご覧ください。


責任重大

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受けっとた1万円を手に、僕の背中には責任の2文字がずっしりと乗っかります。

「ハンパないって、1万円寄付するもん。そんなんできる?できひんやん普通」

という声が脳内再生されます。(わかる人にはわかる大迫ネタ)

まぁそれは冗談として。笑

とにもかくにも、1万円を寄付するってやっぱりなかなかできないことだと思うんです。ましてや僕のような小規模事業者に向けて。ユニセフとか大きな団体ならまだしも。

あまり多くは語りませんでしたが、きっとこの1万円には、男性の特別な思いが込められているはず。なんとなくその辺のおにぎり屋に寄付する人なんていませんから。

みらいチケットの取組はとても有意義な取組ですし、これからも続けたい。そしていろんな飲食店にも広がってほしいと思っています。

そんな中で、「ごめん、ちょっとしか協力できんけど」と言いながら250円預けてくれる人もいる。1000円預けてくれる人もいる。そして今回のように1万円寄付してくれる人もいる。

金額に違いはあれど、そこに込められた思いはきっとみなさん同じように子どもたちに向けられているはず。

実際に活動をやり始めて、こうやってお客さんにお願いして協力してもらってるんだから、この思いは絶対に無下にはしたくない。

お金を預けてくれた、そして責任を授けてくれた方に「あいつにお金託してよかったわ」と少しでも感じてもらえるように、みなさんのみらいチケット、これからも責任をもって大切に使わせていただきます。

いつもありがとうございます。


【自己紹介】

Murata Onigiri Stand.という移動販売のおにぎり屋を営んでいます。活動拠点は徳島県の吉野川市。山と川に囲まれた自然豊かな町です。

おにぎり販売の他にも、子ども向けのおにぎり教室や、お米の出前授業なども行っています。

「おいしい日本のお米を未来に残したい」

という理念を抱えて活動しています。

活動の様子は、InstagramやXで投稿していますのでよかったらそちらもぜひチェックしてみてください!

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