脱毛後の筋トレについて
まず初めに、脱毛後に筋トレをするとどのような影響があるのかをご紹介します。また、脱毛後に筋トレをする際の注意点や脱毛前の運動についても解説していきます。脱毛したいけど筋トレもしたいという人は要チェックです。
脱毛後に筋トレしても大丈夫?
脱毛後に筋トレをすることは、おすすめしません。なぜなら、脱毛後の筋トレは肌トラブルの原因となるからです。
脱毛をした後の毛穴はとてもデリケートなため、細菌が繁殖しやすい状態になっています。筋トレをして汗をかいてしまうと、毛穴に雑菌が繁殖してしまい、皮膚が炎症を起こすなどの肌トラブルにつながります。
人によっては、寝ることも困難になるくらい強いかゆみが生じるケースもありますので、脱毛後の筋トレはなるべく控えるようにしましょう。
脱毛から筋トレ開始までの期間
脱毛した後、筋トレまでは24時間程度、間を空けるようにしましょう。脱毛サロンなどによって案内が異なる場合がありますが、基本的には施術後24時間と設定しているサロンが多いです。
ただし、脱毛後の肌状態には個人差があるので、肌が弱い人や不安がある人は、施術後3日を目安に間隔を空けるのがおすすめです。
どの程度の筋トレなら大丈夫?
どうしても筋トレがしたい場合は、自重トレーニングなどの負荷の軽い筋トレをするようにしましょう。
負荷の重い筋トレをすると体温が上昇して汗をかいてしまいます。汗をかくと脱毛後の肌では炎症を起こす原因となるので、おすすめしません。自重トレーニングの場合でも汗をかくようであれば、ストレッチなどの心拍数の上がらない運動でとどめておきましょう。
脱毛前の筋トレなら大丈夫?
脱毛前の筋トレも、当日するのは控えましょう。脱毛をするときには、肌の状態をできるだけ良くしておくことが大切です。
例えば、脱毛前に筋トレをしてシャワーを浴びてから脱毛をするとします。筋トレ後の筋肉や肌には疲労がたまっている状態です。そこに施術用のレーザーを当てると赤みやかゆみが現れたり、ヤケドを負ったりする危険性が高まります。
どうしても筋トレしたい場合は、脱毛をする1〜3日前までにしておきましょう。
筋トレをしてしまったときの対処法
脱毛前後に筋トレはしないように心がけていたつもりでも、ついうっかり筋トレをしてしまうこともあるかもしれません。もし、筋トレをしてしまったときの対処法をご紹介します。
肌を冷やす
ついうっかり筋トレをしてしまったときは、肌を冷やしましょう。筋トレ後は体が火照って熱がこもっているので、まずは熱を逃すことが大切です。
冷水のシャワーを浴びたり、保冷剤を使って脱毛箇所をピンポイントで冷やしたりすると、比較的効果があります。
ただし、冷やしすぎると肌がダメージを受けて逆効果となってしまうので、氷を直接当てるといった処置はおすすめしません。タオルで包むなどして間接的に冷やすようにしましょう。
水分補給を行う
筋トレをして汗をかいてしまうと、体の水分が失われて肌に十分な水分がない状態になってしまいます。
脱毛後の肌はたいへん乾燥しやすくなっているので、できるだけ水分を失わないようにすることが重要です。
もし、筋トレをしてしまったときには、十分に水分補給を行って、体の内側からケアするように心がけましょう。
保湿をする
万が一筋トレをしてしまった場合は、肌の保湿ケアを入念に行いましょう。肌が乾燥した状態だと、肌トラブルを引き起こしやすくなります。
脱毛後は、肌が乾燥しやすくなるうえに、筋トレで汗をかくとさらに肌の乾燥が進んでしまいます。
保湿をすることで、肌に十分な水分と油分を与えて、バリア効果が得られるようにケアしておくことが大切です。
赤みやかゆみがでたときの対処法
もし、脱毛後に筋トレをして赤みやかゆみが出たときは、患部を冷やすことが重要です。幹部が冷えたら、症状が悪化しないように軟膏を塗るなどして様子を見守るようにしましょう。
患部を冷やして時間を置くと基本的には赤みは引いていきますが、軟膏を塗っても状態が良くならないような場合には、施術を行ったサロンやクリニックに相談してみましょう。医師の紹介をしてくれることが多いです。
脱毛後のNG行動
脱毛後に筋トレをするのはよくないことがわかりましたが、筋トレ以外にも脱毛するタイミングでやってはいけないNG行動があります。それぞれ理由と一緒に解説していきます。
飲酒
脱毛した後にお酒を飲むのはNGです。アルコールを摂取すると、血行が促進され体温が上昇します。脱毛後は、施術によってまだ肌に熱が残っている状態なので、アルコールが原因で赤みやかゆみが発生する可能性があります。
また、アルコールの利尿作用によって体から水分が奪われ、本来潤しておきたいはずの肌に十分な水分が行き渡りません。
肌が乾燥してしまうと肌トラブルを引き起こしてしまうので、脱毛後の飲酒は控えておくのがおすすめです。
日焼け
脱毛後の日焼けは避けておきたいポイントです。脱毛して肌が熱を帯びているときに紫外線を浴びると、赤みやかゆみを生じます。
また、脱毛で肌のバリア機能が低下しているときに日焼けすると、肌の新陳代謝がうまく行われず、シミやホクロができる原因となります。
脱毛前の日焼けも施術に影響が出ることからも、脱毛と日焼けの相性はよくありません。脱毛前後に出かける予定がある場合は、日焼け止めを塗るのを忘れないようにしましょう。
入浴・サウナ
脱毛後の入浴やサウナは、やめておきましょう。脱毛後の肌は乾燥しやすいので、たくさん汗をかく入浴やサウナはおすすめしません。
入浴やサウナで汗をかくことで体の水分が失われると肌の乾燥が進み、赤みやかゆみの原因となります。
脱毛後は、こまめに水分補給を行って、お風呂はぬるめの水でシャワーする程度にしておくとよいですよ。
マッサージ
脱毛した日にマッサージをするのもおすすめしません。脱毛した後の肌はデリケートな状態になっているので、マッサージのように肌を擦る行為は肌にとってよくありません。
肌が擦れて痛くなったりかゆくなったりするだけでなく、マッサージによって血行も促進されるので、赤みやかゆみが出る可能性があります。
脱毛後に体をほぐしたいときは、マッサージよりもストレッチのような、比較的肌に刺激の少ない方法を選びましょう。
脱毛当日のおすすめの過ごし方
最後に、脱毛当日のおすすめの過ごし方について解説します。脱毛後の適切な行動とは何でしょうか。ここまでの復習もかねて確認しておきましょう。
脱毛した日の過ごし方
脱毛した日に注意すべきポイントは次のとおりです。
- 筋トレなどの汗をかくような激しい運動はしない。
- 入浴やサウナのように体温があがる行動はしない。
- 日焼けをしないように日焼け止めを塗る。
- 体の水分を失わないために飲酒を控える。
脱毛後は、できる限り汗をかかずに過ごすことが重要です。そのため、体温の上昇や血行が促進されるような行動を控えるのがおすすめです。
筋トレが日課になっている人は、前日までに筋トレをしておいて、脱毛した日は屋内でゆっくり過ごすようにするといいかもしれませんね。
脱毛後のヘルスケア
脱毛後の肌はデリケートで乾燥しやすくなるため、日焼け対策は万全に行ってください。脱毛後には日焼け止めを塗って過ごすのがおすすめです。
ぬるめのお湯で入浴を済ませた後は、保湿をいつもより入念に行ってください。脱毛した日は、その後のヘルスケアまで気を抜かず行いましょう。そうすることで、脱毛した後も快適に過ごすことができますよ。
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