本記事では、脱毛テープの使用方法や効果、メリット・デメリットについて解説します。また、脱毛テープの選び方や、脱毛テープ以外の脱毛法についても紹介します。脱毛しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
脱毛テープとは?使用方法や効果を解説
脱毛テープは、ムダ毛に貼ってはがすだけで簡単に脱毛処理ができるアイテムです。まずはじめに、脱毛テープの使用方法や効果、どんな人に脱毛テープがおすすめなのかも解説します。脱毛テープの概要について押さえておきましょう。
脱毛テープとは?
脱毛テープとは、粘着力の強いワックス素材が塗られた脱毛専用のテープのことです。テープに直接ムダ毛を付着させ、一気に引きはがすことで毛を抜くことができます。脱毛テープという言い方以外にも「脱毛シート」や「脱毛ワックスシート」と呼ばれることもあります。
腕や脚のような広範囲のムダ毛を処理するのに適していて、男女ともに広く利用されています。テープにムダ毛を付着させてはがすだけなので誰でも簡単に処理することができます。事前処理は不要で、毛がある程度伸びてから使用すると毛が抜けやすく綺麗に仕上がります。
脱毛テープの使用方法
脱毛テープの使用方法は、ワックス面に貼られたシートをはがし、脱毛したい部分に密着させた後、毛の流れと逆向きの方向に向かって引きはがすだけです。
脱毛テープを使用する際に必要となるものは、以下のとおりです。
- 脱毛テープ
- コットン
- ベビーオイル
- 保冷剤
- タオル(保冷剤を直接肌に当てるのを防ぐため)
脱毛テープの粘着力は強く、肌に付着するとなかなか取れません。そこで、ベビーオイルを使用するのがおすすめです。コットンで浸してベビーオイルを使用すると、ベタつきが落ちやすくなります。ベビーオイルは肌にも優しいので肌の弱い人にとってもよいでしょう。
脱毛テープの効果
脱毛テープの効果は、2週間〜4週間が一般的です。ただし、脱毛する部位によっても効果が継続する期間は異なります。脱毛テープは複数回使用できるシートが数枚入っているため、期間を空けながら使い続けることができます。
例えば、夏になると肌を露出する機会が増えるため、こまめに脱毛処理を行いたいという人も増えるでしょう。脱毛テープであれば、シーズンに合わせて使用頻度を増やすことも可能です。数ある脱毛方法のなかでは効果時間が比較的長いので、ムダ毛がすぐに生えてくる悩みを抱えている人にとってもおすすめの脱毛方法です。
脱毛テープをおすすめする人
脱毛テープは、低価格で脱毛したい人におすすめです。薬局やネット通販で1000円程度で入手できます。また、100円均一ショップでも購入可能です。そのため、脱毛費用を抑えることができます。
また、脱毛テープは手軽に脱毛したい人にもおすすめです。事前処理を行ったり、サロンに通ったりする必要がなく、脱毛したいときにいつでも行えるため、気軽に脱毛したい人に適しています。
さらに、脱毛テープは手入れの頻度を減らしたい人にもぴったりです。他の脱毛方法に比べて脱毛効果が続く期間が長いので、処理する頻度も少なくて済みます。
脱毛テープのメリット・デメリット
脱毛テープの基本情報を押さえたところで、続いて脱毛テープのメリット・デメリットについて解説します。また脱毛テープを使用する際の注意点についてもご紹介します。使用するかどうか迷っている人は、ぜひ確認しておきましょう。
脱毛テープのメリット
まず、脱毛テープを使用することのメリットは次のとおりです。
- 低コストで簡単に手に入る
- 手間がかからないので気軽に脱毛できる
- 脱毛した状態を長く保てる
脱毛テープは、通販やドラッグストアで簡単に手に入れることができます。値段も1000円程度とリーズナブルな点も魅力です。
また、脱毛テープは脱毛したい部分に貼ってはがすだけなので簡単に使用できます。カミソリで剃るといった事前処理も必要ないので、脱毛したいと思ったときに5分程度で気軽に処理できます。
そして、脱毛する部位によって異なりますが、およそ2週間〜4週間は脱毛効果が持続するため、シェーバーやカミソリでの処理に比べて処理頻度が少なくなるのもうれしいポイントです。
脱毛テープのデメリット
続いて、脱毛テープを使用することのデメリットは次のとおりです。
- 痛みが強い
- 肌へのダメージが大きい
- 毛が伸びるまで待つ必要がある
脱毛テープは、痛みが大きいのがデメリットです。粘着力の強い商品ほど、使用時の痛みも大きくなるので、慣れるまでは粘着力の弱いものやシートの面積が小さいものがおすすめです。
また、使用時の肌へのダメージも大きいので、炎症を起こしたり、場合によっては出血する場合もあります。使用後には保湿をするなどのケアを忘れず行いましょう。
さらに、脱毛テープを使用するためには、ムダ毛が粘着部分に張り付く程度まで伸ばす必要があります。そのため、ムダ毛の生え始めは脱毛できないので、短いムダ毛を処理したい人にとっては不便です。
脱毛テープの注意点
また、脱毛テープのリスクは次のような点です。
赤みや炎症を起こす
脱毛テープを引きはがすときのダメージや粘着面の成分によって毛穴やその周辺のバリア機能が低下し、菌が入り込んで炎症を起こす可能性があります。
埋没毛ができる
また、脱毛テープを使用すると毛根が傷つき、皮膚の表面に毛が埋まってしまう埋没毛が起こりやすくなります。埋没毛になると、皮膚の下でムダ毛が成長するため、黒いブツブツのように見えることがあります。
色素沈着につながる
さらに、脱毛テープで肌がダメージを受けると、肌の防御機能がはたらいてメラニン色素を生成します。通常は、肌の新陳代謝によってメラニン色素ははがれ落ちていきますが、紫外線などの影響で代謝のリズムが狂うと、色素沈着する可能性があります。
脱毛テープの選び方
脱毛テープのメリット・デメリットを踏まえたうえで、脱毛テープの選び方についても押さえておきましょう。使用する部位や脱毛効果、肌への影響、使い心地などの観点から、脱毛テープの選び方をご紹介します。
使用する部位によって選ぶ
脱毛テープは、どの部位に使用するかで選びましょう。使用部位によって種類が分かれます。具体的には次の3つです。
- 腕や脚などのボディ用
- 顔用
- VIOなどのデリケートゾーン用
市販されている脱毛テープのなかでスタンダードなのは、腕や脚に使用するボディ用です。ボディ用は手のひらサイズで広い面積にも使いやすく背中や脇に使用できるものもあります。
また、顔用の脱毛テープは、口元の産毛も処理しやすいように一般的な脱毛テープよりもシートが小さくなっています。VIO用も同様にシートが小さく、肌への刺激も少なくなっています。購入する際は、商品の説明欄に書かれている使用可能箇所を必ず確認しましょう。
脱毛効果を実感できるものを選ぶ
また、脱毛テープを選ぶ際は、脱毛効果を実感できるものを選びましょう。せっかく購入しても脱毛できている実感がもてないと、商品を使い続ける気にはなれませんよね。
脱毛シートは通販サイトでも購入が可能で、価格の幅も広いので気軽に購入することができます。その分、商品のクオリティも様々です。実際に脱毛サロンで使われているワックスを使用した商品や、口コミで高評価を得ている商品などを選ぶとよいでしょう。
脱毛テープは、定期的に使い続けることで脱毛効果を得られる商品です。そのため、脱毛効果を実感できる商品を選びましょう。
肌に優しいものを選ぶ
そして、脱毛テープを選ぶときには、肌に優しいものを選択しましょう。脱毛テープは、ワックス面を肌に直接貼り付けるため、ワックスの質によっては肌に赤みが生じたり、ヒリヒリとした痛みを伴ったりする場合があります。
特に肌が弱い人は、脱毛シートによって肌トラブルを引き起こす可能性があるので、粘着力の弱いものや敏感肌用と記載されているような肌に優しい脱毛テープを選ぶとよいでしょう。
ただし、脱毛テープの性質上肌にまったくダメージがないわけではありません。肌がデリケートな方は、脱毛テープの使用前にパッチテストを行なうのがおすすめです。
使い心地によって選ぶ
脱毛テープの効果はもちろん、使い心地を考慮するのも選び方のポイントです。脱毛テープに限らず、脱毛アイテムは独特のニオイを発するものがあります。商品によっては、香料によって特有のニオイを緩和しているものもありますので、脱毛テープのニオイが気になる人は、香りがついたものを使うのがおすすめです。
また、脱毛テープのなかには、アロエベラエキス・カモミールエキス・ヒアルロン酸など肌に優しい天然保湿成分が含まれているものもあります。脱毛時の肌へのダメージを抑えたい人や、肌が乾燥しやすい人は、美容保湿成分が含まれた脱毛テープを選ぶとよいでしょう。
脱毛テープ以外の脱毛法
脱毛テープの選び方について押さえたところで、最後に、脱毛テープ以外の脱毛法についてもご紹介します。脱毛には興味があるけど、脱毛テープ以外の方法を試したいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
電気シェーバー
電気シェーバーを使うと、自宅で簡単にムダ毛の処理が可能です。カミソリが肌に直接あたらないギリギリのラインを剃ることができます。脱毛サロンや医療脱毛でも施術前には必ずシェーバーを使用して脱毛を行います。
眉毛などの顔のパーツにも使用できる小さいサイズのものや、VIO専用のシェーバーなど、値段や大きさ、用途によって様々なシェーバーが売られています。自分に合ったシェーバーを選んで脱毛処理するのもいいでしょう。
除毛クリーム
脱毛テープ以外にも、除毛クリームで簡単にムダ毛処理ができます。除毛クリームの使用方法はムダ毛に塗って洗い流すだけです。とても簡単で、自宅のお風呂場などで脱毛できるので、手軽に脱毛したい人におすすめです。
除毛クリームは、ドラッグストアや通販などで手軽に入手できます。ただし、商品のなかには海外製のものもあるため、自分の肌に合うかどうか、使用前に一度パッチテストを行ってから使うのがよいでしょう。
医療脱毛
また、脱毛テープ以外にも医療脱毛でムダ毛を処理する方法もあります。医療脱毛では、医療従事者しか使用することができない照射力の強い脱毛機器を使用して、毛根組織そのものを破壊します。
そのため、他の脱毛方法と比べると費用は高くなりますが、少ない通院回数で、毛が生えてこなくなるので、永久脱毛したい人にはおすすめの脱毛方法です。もし、肌トラブルが起きたとしてもその場で治療してもらえるのもうれしいポイントです。
脱毛サロン
医療脱毛のほかにも、脱毛サロンに通うのもおすすめです。脱毛サロンでは、エステティシャンが専用の脱毛機を使って施術を行うのでプロフェッショナルなケアを受けることができます。
レーザーを照射する医療脱毛に対して、脱毛サロンではレーザーよりも照射力の低い光を当てて施術する光脱毛です。そのため肌への刺激が気になる人は脱毛サロンがおすすめです。施術の回数を重ねることで次第に毛が落ちていき、脱毛を実感できます。
まとめ
今回の記事では、脱毛テープの使用方法や効果、メリット・デメリットについて解説しました。脱毛テープは、気軽に脱毛できる方法としておすすめですが、使用時の痛みや肌へのダメージが大きいことがデメリットとして挙げられます。
脱毛テープを使用する際は、リスクを把握したうえで使用するようにしましょう。もし使うのが不安だという人は、医療脱毛や脱毛サロンに通うことも選択肢として検討してみてください。
自分に合った脱毛方法で、自分に自信が持てる美肌を目指しましょう。
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