一人暮らしをしていると、「ご飯を食べるのもめんどくさい…」と感じる日が続きがちです。
僕もスーパーの惣菜や冷凍うどんばかりで済ませる生活が続き、体調や食費にじわじわ影響が出ていました。
実際、20代一人暮らし男性の約26%が「ほぼ自炊しない」というデータもあり、この悩みは珍しくありません。
この記事を読めば
- 若い一人暮らし男性の自炊率データ
- その生活で起きやすい健康リスク
- 無理なく食生活を整える具体的な方法
がわかります。最近、自分の食生活に満足していないなと感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。
\『自炊めんどくさい』そんなみなさんへ/
一人暮らしで自炊しない僕の食生活

今でこそおにぎり屋という仕事をしている私ですが、実は学生時代は料理なんて大の苦手。外食はお金がかかるので家で作るんだけど、とても自炊とは言えないレベル。
レトルトのカレーやカップラーメン、冷凍うどんなどを温めて食べる日々でした。
どうしても自炊がするのが嫌な僕は、賄いが食べられるバイト先を選んで仕事をし、食費を抑えつつ自分で作る手間も省いていくのが自分なりの工夫でした。
しかし、毎日バイトに入っているわけではなく、完全に自炊しない生活を送るには、食費的にも難しかったのが現実です。
データが示す、“自炊できない”若い男性

実際、僕と似たような食生活を送っている男性は少なくないと思います。
ここで若者男性がいったいどれくらい自炊しているのかを示すデータを示しましょう。
ひとり暮らしの自炊頻度は”ほぼ毎日”が60%
ひとり暮らしの人がどれくらいの頻度で自炊をしているのかを示したデータでは以下のように示されています。

一人暮らしをしている人の約6割の人が、ほぼ毎日自炊をしていることがわかります。
一人暮らしの20代男性、4人に1人は「自炊しない」

一方で、ひとり暮らしをしている20代の男性は自炊している人の割合が少ない傾向にあります。
「週に1〜2回」の人が22.4%、「自炊しない」が26.2%となっています。
理由は「めんどくさい」が最多
ひとり暮らしの若年男性が自炊しない理由には以下のようなものがありました。
- めんどくさい 52.9%
- 料理が苦手 40.0%
- 片付けが面倒 35.0%
- 料理をする時間がない 24.3%
自炊をしない人のうち、2人に1人が「めんどくさい」のが理由だと答えています。
そんな人たちは、コンビニ弁当やスーパーの惣菜、外食やレトルト食品を食べているという人がほとんどでした。
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“手軽な食”がもたらす健康リスク

惣菜やレトルト食品は保存性や嗜好性を高めるため塩分や油分が多く使われます。
結果として、自炊に比べ野菜類や海藻類の摂取が少なく、主食(炭水化物)と肉類中心のメニューに偏りがちです。
実際、20代の1日あたり野菜摂取量は平均わずか223gで成人世代中最も少なく、目標とされる350gに遠く及びません。
この背景には、コンビニ弁当やファストフードでは野菜のおかずが不足しがちなことが挙げられます。
塩分についても、調査によれば日本人男性の食塩摂取量は平均10.9g/日と目標の8gを大きく上回っています。これは濃い味付けの総菜や加工食品を頻繁に食べることで、知らず知らずのうちに過剰な塩分を摂取してしまうためと考えられます。
\『自炊めんどくさい』そんなみなさんへ/
自炊を習慣にするための3ステップ

ステップ1:冷凍庫に「自炊っぽいもの」をストックする
いきなり自炊を毎日やろうとすると、たいてい続きません。
まずは「冷凍うどん+冷凍野菜+温泉卵」「冷凍炒飯+ミックス野菜スープ」のように、調理せず組み合わせるだけでそれっぽい食事になるセットを冷凍庫に常備しておくのがおすすめです。
ポイントは、「何も考えずに口に入れられるけど、インスタントラーメンより栄養マシ」なものをいくつか見つけておくこと。
冷凍食品は種類が豊富なので、意外と選び方次第で“自炊風”に近づけます。
ステップ2:週末だけ「カンタン自炊」をする
週末に1回だけ簡単な料理をする時間を作ってみましょう。
たとえば「卵焼き」「豚こまとキャベツ炒め」「炊飯器でつくる炊き込みごはん」など、10分以内で完結するメニューでOK。
料理がめんどうに感じる一番の理由は「段取り」と「買い物の手間」。
なので、材料は冷凍野菜やカット野菜を活用すれば、包丁なしでいけますし、調味料も「焼肉のたれ」「めんつゆ」があればなんとかなります。
「自炊してみた」という感覚が得られるだけで、意外と満足感は高いもの。
無理せず“週1回だけ”から始めるのが続けるコツです。
ステップ3:宅食サービスで「自炊の代打」を用意しておく
それでも「どうしても料理したくない」「仕事で毎日クタクタ」という日はあるもの。
そんなときのために、宅食サービスを冷凍庫にストックしておくと、安心感がまるで違います。
| サービス | 特徴 | 料金 |
| Green Spoon | 野菜たっぷりのスープ&スムージーで、1食分の栄養がすぐ取れる | |
| DELIPICKS | 管理栄養士監修の冷凍弁当。和洋中から選べて飽きない | |
| 筋肉食堂DELI | 高たんぱく&低脂質のメニューで、ボディケアしたい人に最適 |
これらのサービスはレンジで温めるだけで自炊に近いバランスのいい食事が完成するので、コンビニ弁当やUber Eatsよりもコスパも栄養もいいのがうれしいポイント。
まとめ|工夫次第で自炊は楽になる

今回はひとり暮らし男性が自炊をサボりがちな事実と、自炊めんどくさい勢におすすめの対処法を書きました。
一人暮らしで毎日自炊するのはハードルが高いので
- 冷凍食品を組み合わせる
- ときどき自炊してストックしておく
- 宅食サービスを使うを見直してみる価値はあります。
みたいな方法をとれば私たちの自炊生活も少しは栄養バランスの取れたものになります。
「ちゃんとしたものを食べてる」いう安心感が、体調や気分にも少しずつ効いてきます。
忙しい人こそ自分たちの食生活をこの機会に見直してみましょう!
\『自炊めんどくさい』そんなみなさんへ/

