『三好市立 芝生小学校』でおにぎり授業!

三好市立芝生小学校へ行ってきました!
元々一緒に勤めていた先生からのご紹介でご縁を繋いでいただき、今回初めて訪れることができました。

2年生向けの授業

これまで行ってきた出前授業は全て5年生対象の授業でした。

しかし今回は2年生への授業。思い込みって怖いもので、今回も勝手に5年生相手だと思いこんでたので、学校に行ってから「え、2年生なの!」とびっくりしました。
(なお、担当の先生は事前にメッセージで2年生対象と言ってくれてたので、100%僕のミスです😇)

教室に入って挨拶をしてから、頭の中で授業を2年生相手に切り替えました。

5年生向けの内容を、絵本の読み聞かせにシフト

用意していたのは5年生向けのスライド。そのままでは難しすぎるし、退屈させてしまいます。
なので噛み砕きながら、お米を大切に食べようねという話をしました。
子どもたちの反応を見ながら口調や言葉を変えていくのが楽しいところです。

食料自給率なんて難しい言葉は置いといて、途中から絵本『ごちそう』の読み聞かせに切り替えました。

お米の話を聞いたあとだったからでしょうか。子どもたちは絵本の世界観にもすんなり入ってくれて、すごく楽しそうに聞いてくれてる様子。

絵本を作ったとき、「これで低学年向けの活動とかもできるな」と思ってたんですが、まさにそれが実現した瞬間でした😁

だからこうして、絵本が自分の活動の幅を広げてくれていることを、あらためて感じたし嬉しくなりました。そして授業のあとには、絵本を学校に寄贈させてもらいました!

まさかのハプニング(笑)

実はちょっとしたハプニングもありました。
2時間目が始まる頃にはお米が炊き上がっている予定だったのに、僕のミスで全然間に合っていなかったんです。

以前にも似たようなことが一度あったんですが、あの時は途中まで炊けていたので何とかなりました。でも今回は本当にゼロからのスタート。

学校の先生に無理を言って時間割を変更していただくことになり、申し訳なさでいっぱいでした🙏
それでも「全然、全然」と快く対応してくださって。忙しい中での臨機応変な対応に、本当に助けられました。
ありがとうございました🙇

朝ごはん抜きで臨んだ「爆弾おにぎり」

先生方のご協力のおかげで、無事に全員おにぎりを作ることができました。中には「今日おにぎりがあるから」と朝ごはんを抜いてきた子も。準備万端すぎ(笑)

もちろんその子は、渾身の“爆弾おにぎり”を握っていました🍙笑

給食もあるからほどほどのサイズで、とは伝えていたんですけどね。目の前にご飯があると、その気持ちは抑えきれないみたいです。みんな可愛らしく協力し合いながら握って、おいしそうに頬張ってくれました。

自分たちの分を作り終えると「先生、何の具が好きですか?」と聞きに来てくれて、その手で握ってくれたおにぎりを一緒にいただいたんですが、これがまた格別で。子どもたちが一生懸命作ってくれたという嬉しさが、おいしさに拍車をかけている気がします😊

「余ったお米で職員室の先生たちに作ってあげて」
僕がそういうと、子どもたちはいつも嬉しそうに僕が私がと言って作っています。

子どもたちは先生たちのことが大好きです。

あっという間に先生たちのおにぎりがたくさん

校長先生の、おにぎりの絵の話

授業のあと、校長先生とゆっくりお話しする時間をいただきました。そこで印象に残ったのが、校長先生ご自身の幼い頃のエピソードです。

小学校低学年くらいの幼いとき、好きな絵を描く時間があったそうです。周りの友達はみんな花や景色、家族の絵を描くなか、校長先生だけが大きなおにぎりを2つ、ポンポンと描いたのだとか。

なぜそんな絵を描いたのか、本人も覚えていないそうなんですが、そのことをご両親からずっと「あの時あなただけおにぎりだったから」と言われ続けてきたそうで。今日の授業を見て、その記憶がふとよみがえったと話してくれました。

こういう話を聞くと、おにぎりって子どもの頃から本当に生活に馴染みの深い食べ物なんだなと感じます。自分たちで作ることもできるし、お父さんお母さんが握ってくれるおにぎりのあたたかさもある。

おにぎりを囲む空間そのものが、どこかあたたかいんですよね。僕がおにぎりを好きな理由も、きっとそこにあるんだと思います。

将来の夢は「おにぎり屋さん」

これとは別の話ですが、最近ちょっと嬉しいエピソードがありました。よくおにぎりを買ってくださる方が、5歳くらいの娘さんに食べさせてくれたそうなんです。それ以来、すっかりおにぎり好きになったそうで「将来の夢はおにぎり屋さん」と言うようになったのだとか。

これまではお花屋さんやプリキュアだったところに、おにぎり屋さんが仲間入りしたみたいです(笑)

本当に光栄なことだなと思います。僕のおにぎりがきっかけで、お米そのものを好きになってもらえたら嬉しいし、あるいは「お米おいしいな、好きだな」と気づくきっかけになってもらえたら、さらに嬉しいです。

おわりに ― 子どもたちと食育への想い

子どもたちは、僕たちの未来そのものです。だからこそ、お米を大切にする気持ちを持ってほしいし、これから先も日本のおいしいお米を食べ続けられる世の中であってほしいと思っています。

教育というのは、答えが出るまでにとても長い年月がかかりますし、求めていた答えが出るかどうかもわかりません。それでも、国の力を保っていくためには教育が大事な分野だと、個人的には感じています。

「食育」と名付けてやっているこの活動が、本当に子どもたちの役に立っているかどうかは今の時点ではわかりません。それでも、大事な取り組みだと信じてこれからも続けていきたいと思います。

9月も残り数回の出前授業がありますが、全力で、子どもたちに何かを感じてもらえるように頑張ります💪


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