ニュージーランドから帰国して早くも2ヶ月。
この2ヶ月は出店回数こそ少なかったものの、何かとおにぎり仕事をさせてもらってました。
そのうちの一つが小学校への出前授業!
有難いことに1ヶ月で3校の学校に訪問させてもらって、お米の食育授業をしてきました。
出向かせてもらったのは、椿泊小学校!
どんな雰囲気だったかを備忘録がてらここに残しておきます🍙
阿南市立 椿泊小学校
2025年11月11日
徳島県の南部に位置する『阿南市立 椿泊小学校』へ
こちらは徳島県教育委員会からキャリア教育の依頼を受けて、訪問させていただきました。

椿泊は名前こそ聞いたことはありましたが、これまで訪れたことはなく
初めていく場所という意味でも今回は貴重な機会をもらえて嬉しかったです。
この日を待ち侘びていた子どもたち
学校に着いて児童たちと挨拶を交わすと、みんな元気よく挨拶をしてくれました。
担任の先生から聞いた話では、この日をずっと前から楽しみにしてくれていたみたい。
まだ1ヶ月も前だというのに「お米はどれくらい持ってくればいいですか?」と聞いてきたり、保護者の方に話をしていたり。
実際、調理室で準備してるとすぐ児童がやってきて、お米を研いで炊飯するまでの準備を手伝ってくれました!


ご飯を炊いてるうちに、まずは教室で1時間目の授業を行います。
テーマは『お米と自給率』
去年作ったスライドを少しブラッシュアップし、子どもたちが楽しく学んでくれるようにRPG風の物語にして授業を組み立てました。

複式学級のため、6年生と5年生で一緒に学習しました。
海っ子ならではの視点
授業をしてるなかでおもしろかったのは、子どもたちの視点。
椿泊は港町なので普段から海と触れながら暮らしている子どもたち。
近くに海のない中山間地区で育った僕にとっては、思いつかない角度からの意見が出てきて楽しかったです。
例えば、「おにぎりでは海苔を使うけど、最近海苔の収穫量が減ってるらしいよ。なんでだと思う?」という問うと、僕の知らない魚の名前が出てきて
👦「〇〇が食べるからかなぁ、、」
🧑🍙「〇〇?なにそれ?笑」
🧒「〇〇って魚がいて、それが海藻を食べるんだよ」
って感じで子どもたちから逆に教えてもらいました。笑
僕としては、環境が整備されすぎて有機物が海に届かないっていう答えを用意してたつもりだったのですが。。
こういうライブ感も楽しいですよね!(魚の名前なんだったけなぁ)
おもしろかった質問
授業の最後に質問コーナーがありました。
担任の先生からの指導で、事前に質問をいくつか考えてくれたらしく、授業の最後に時間をとって子どもたちからの質問に答えました。
「ニュージーランドでは何の具が人気でしたか?」
「おにぎり屋をしてて大変なことはなんですか?」
「村田さんが好きな具は何ですか?」
など、たくさんの質問を投げかけてくれました。
「村田さんはピザハットに入っていく人を見るとどう思いますか」
という質問がきたときには思わず笑ってしまいました。笑
「なんとも思わないよ!僕もピザ好きだし!笑」と答えると、安心したのかなんなのか笑って着席してました。
意地悪な質問でした。笑
おにぎり実習
しっかり勉強してお腹も空いたところで、いよいよおにぎり作り!
朝いっしょに炊いたお米もふっくら炊き上がっています。
今回ご用意した具は、うめ・しゃけ・ツナマヨの3種類!
作り方の説明はさっと済ませて、早速作り始めます。
人数が少なくスムーズに作れるかなと思ったので、一つは包み紙で、もう一つは手で握って作ることにしました。
調理実習から2年生も加わり、総勢10人で作っていきます。

各々、好きなようにご飯を握っていきます。
しかし僕はこのとき、肝心なことを言い忘れてしまいました。
「大きさはほどほどに」と。
気づけば子どもたちの手元には爆弾が2つ。


みんな作り終えたので「いただきます」を言って実食タイム
「これは食べきれないぞー」と思ってたのに、あっという間にペロリ。
子どもたちの胃袋いったいどうなってんだ。
食べ終わった後はみんなでひと遊び
楽しく実習が終了し、お腹も満たされたところで20分の大休み。
「村田さんもいっしょにドッジボールしよう」と誘ってくれたので、みんなで楽しく体育館でドッジボールをしてきました。
どんなことにも素直で思いっきり楽しむ子どもたちの姿に、とても癒されました。
帰る際もみんなが玄関まで来てくれて、「また来てねー」と見送ってくれたのも嬉しかったです。
なんだか島のみんなが船出を見送ってくれるドラマのワンシーンみたいでした。笑
おわりに
今回は椿泊小学校へ訪問した記録を書きました。
椿泊小学校は、今年を最後に閉校します。
最近では人口減少が進み、各地で閉校を余儀なくされる学校も増えています。特に徳島県のような田舎ではそれが顕著です。
人口減少の流れを止めることは難しいです。これからもどんどん人は減っていくのは確実にくる日本の未来です。
その一方で、椿泊のような素晴らしい地域から人が少なくなっていくのは、やはり寂しいなと感じてしまいます。
今回初めて椿泊を訪問し、子どもたちの純粋さ・素直さ・明るさに触れたことで、それを直に感じました。
僕ひとりにできることは少ないと思いますが、もしこの記事を読んでくれた人が少しでも椿泊に関心を持ってくれて、地域の産業を支えてくれると嬉しいです。
椿泊の水産は有名で、全国へ出荷・流通しています。
なかでも、椿泊産のシラスは地元でもとても有名で、美味しいので僕もおにぎりの具に使うこともあります。

ぜひこの記事を読んでくれてるみなさんも、椿泊産のシラスを食べてみてください。
それがこの地域の産業や子どもたちを守っていくことにもつながるのかなと、そんな気がしています。
オンラインでも買える企業さんを紹介しておきます。

