読売新聞に取材されました|震災と“おにぎりパーティー”が教えてくれた大切なこと

先日、読売新聞さんの取材を受けてきました。

きっかけは突然の一本の電話。
クラウドファンディングのページを見てくださり、徳島の地域面に活動を掲載したいと声をかけていただきました。

ちょうど3月はクラファン期間中。
新聞をきっかけに、今回の絵本のことを知ってもらえたり、支援につながったりすればありがたいなと思い、「ぜひお願いします」とお受けすることにしました。

取材場所は“いつもお世話になっている場所”で

取材は地元・吉野川市で行いました。

せっかくなら自宅ではなく、普段からお世話になっている場所でやりたいと思い、今回は美郷にある「たねのや(旧種野小学校)」に来ていただきました。

ここは宿泊もできる交流拠点施設で、キッズデイキャンプなどでもよく利用させてもらっている場所です。開業当初から本当にお世話になっていて、今でも活動の拠点の一つになっています。

徳島市内からわざわざ山の上まで来ていただいて、寒い中の取材だったのですが、それでも足を運んでくださったことに本当に感謝です。

初対面なのに、気づけば2時間

今回取材してくださったのは、今年入社されたばかりの記者の方でした。

地元は静岡県とのことで「わざわざ徳島配属って大変じゃないですか?」と聞いてみたら、「第一志望でした」とのこと。

ほんとに??笑

社交辞令なのか本音なのか…正直見抜く力が僕には足りませんでしたが、どうやら本音で言ってくれてる雰囲気でした。

取材は気づけば約2時間。
さすがはプロですね、うまい具合に僕の話したかったことを引き出してくれるので、とても気持ちよく会話ができました。

ただ、普段はどちらかというと人の話を聞く方が好きなタイプなんで、この日も途中で話が脱線して僕が質問する側になる場面も多々あり、かなり自由な時間になっていました。

心に残った“おにぎりの話”

今回の絵本のテーマは、「みんなで食べる楽しさ・おいしさ」です。

その流れで、記者の方に「食にまつわる思い出はありますか?」と聞いてみました。

すると、こんな話をしてくれました。


東日本大震災のとき、関東では計画停電があったそうです。
その方の家も対象で、夜は電気が使えない日があった。

そんな中で、お母さんがよく「おにぎりパーティー」を開いてくれたそうです。

たくさんご飯を炊いて、イクラや鮭などの具材を並べて、
それぞれが好きな具を選んで、自分で握って食べる。

「今思うと、母がラクしたかっただけかもしれないです(笑)」とおっしゃっていましたが、

弟と一緒におにぎりを作って食べた時間は、今でもすごく心に残っているんだとか。

さらに、停電中はキャンドルの灯りの中でその“おにぎりパーティー”をしていたとのこと。

「不思議な体験でした。でも、すごく印象に残っています」

そう話してくれました。

食卓の記憶って、なぜこんなに残るんだろう

この話を聞いて、すごくいいエピソードだなと思いました。

そして同時に思ったんです。

「誰かと一緒に食べた記憶」って、すごく心に残るものなんじゃないかって。

家族で囲んだ食卓。
誰かと一緒に作った料理。
友達と笑いながら食べたごはん。

きっと、みなさんの中にも一つはあるんじゃないでしょうか。

食べること自体は、生きるための行為です。
栄養を摂って、体をつくるためのもの。

でも人間は、それだけじゃなくて、
「誰かと一緒に食べる」という時間に、楽しさや温かさ、愛情を感じる生き物なんだと思います。

同じ場所で、同じ時間を共有すること。
その中にある空気や感情も、一緒に味わっているのかも。

クラファンもラストスパートへ

クラウドファンディングも、残りあと10日ほどとなりました。

最後まで発信を続けていきますし、
これはゴールではなく、ここからがスタートだと思っています。

この絵本を、できるだけ多くの子どもたちに届けるために。
これからも自分にできることを、ひとつずつ積み重ねていきます。

もしよければ、応援やシェアで力を貸していただけると嬉しいです。


▼おにぎり絵本「ごちそう」応援ページ
https://camp-fire.jp/projects/920608/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show
 

村田おにぎり
おにぎり屋店主
Murata Onigiri Stand.
ふらふらと居場所の定まらない生き方をしています。
食べること・書くこと・楽しいこと大好き

元小学校教員
おにぎりを通して”食べる楽しさ”を共有していきたい

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