人を育てる難しさと、これからの関わり方について考えたこと

昨日2ヶ月ぶりに美容室に行きました。
本日の夕方から「ゴジカル」に出演するので、見た目だけでも整えておかなきゃと思って。

担当してくださってるのは、脇町にある美容室『toriko』のオーナーさん
この道20年の大ベテランさんです。

この方と話してるときに感じたことについて今回は記していきたいと思います。

ズバリ「人を育てる難しさ」「これからの人との関わり方」についてです。


美容師さんとの会話から感じたこと

先日、2ヶ月ぶりに美容室へ行ってきました。

ちょうどこの日は、徳島の情報番組「5ジカル」に出演する予定があったので、「せめて見た目だけでも整えておこう」と思い、足を運びました。

施術中に、美容師さんとこんな話になりました。

その方は美容師歴20年。
大手チェーンの店長を経験した後、現在は独立してご自身で美容室を経営されています。

「20年も続けているのはすごいですね」と話すと、こんな言葉が返ってきました。

「でも、今の時代に同じ指導をしたら、たぶんみんな辞めちゃうと思う」

話を聞くと、当時はお昼を食べる時間もなく、営業後には練習が当たり前。
その厳しさについていけず辞めてしまう人も多かったそうです。

店長時代は、後輩にどう接するかでかなり悩んだとのこと。
「今日はご飯食べられてないな」と思えば、軽食を差し入れするなど、気を配りながら関わっていたそうです。

この話を聞いて、「人を育てることの難しさ」を改めて感じました。


今の時代の「育て方」は変わっている

これは美容業界に限った話ではなく、どの業界にも共通していることだと思います。

かつては当たり前だった指導方法が、今では通用しない。
同じやり方をすれば、人が離れてしまう可能性もある。

そう考えると、今の上司や指導者の立場にいる人たちは、本当に大変だと感じます。

「どう関わればいいのか」
「どこまで伝えるべきなのか」

そのバランスを考え続ける必要があるからです。


教員時代に感じていた難しさ

自分自身も、小学校教員として働いていた頃、「人を育てる難しさ」を強く感じていました。

学校教育は基本的に一斉授業。
45分の中で、多くの子どもたちに同じ内容を伝えていきます。しかし実際には、

  • 理解のスピード
  • 興味関心
  • 得意・不得意

すべてが一人ひとり違うし、その中で「個に応じた指導」をしようとすると、想像以上に難しい。

授業だけでなく、1年を通してその子に合った関わり方を探し続けることは、やりがいでもありながら大きな苦労でもありました。

「育てる」から「きっかけを残す」へ

今は教育現場を離れていますが、ありがたいことに子どもたちと関わる機会はあります。
ただ、教員時代のように毎日関わるわけではなく、

  • 1日だけの出会い
  • 数ヶ月に1回の関わり

といった短い時間がほとんどです。そんな中で考えるようになったのが、

「自分は子どもたちに何ができるのか?」

という問いでした。辿り着いたのは、

育てるのではなく、「きっかけを残す」という関わり方

  • 「楽しかったな」
  • 「またやってみたいな」
  • 「家でも作ってみようかな」

そんな小さな感情や行動の種を残すこと。

人生を大きく変えることはできなくても、
その子の中に何か一つでも残るものがあれば、それで十分価値があると思っています。


教育は「すぐに結果が出ない」

教育の難しさのひとつは、結果がすぐに見えないことです。
食育や体験活動をしても、その場で何かが変わるわけではありません。ただ、

  • 数ヶ月後
  • 数年後
  • もしかすると何十年後

ふとした瞬間に思い出され、行動につながることがあります。
だからこそ、「意味があったのか分からない」と感じやすい分野でもあります。

それでも、見えないところで種が育っていると信じて関わるしかない。
そこに教育の難しさと、奥深さがあると感じています。

これから大切にしたい関わり方

今の自分ができることは、
その子をしっかり見ること、認めること、褒めること。

そして、「できた」という体験を積ませてあげることだと思っています。

どんなに小さなことでもいいので「自分にもできた」という感覚は、その後の人生に大きく影響します。

人との関わりは一生続くもの

今回の美容師さんの話に戻りますが、独立しても人との関わりがなくなるわけではありません。むしろ、どんな働き方をしていても、人は一人では生きていけないのです。だからこそ、

  • 相手を大切にすること
  • 自分自身も大切にすること

このバランスを取りながら、どう関わっていくかを考え続けることが大切だと感じています。


まとめ

人を育てることは簡単ではありません。おにぎり屋としてこどもたちに関わっているいまは、「育てる」よりも「きっかけを残す」関わり方を大切にしていきたいなと思っています。

子どもにも、大人にも、誠実に向き合う。それを積み重ねていくことが、これからの自分にできることだと感じています。まだまだ青い私なので。頑張ります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

▼おにぎり絵本「ごちそう」応援ページ
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村田おにぎり
おにぎり屋店主
Murata Onigiri Stand.
ふらふらと居場所の定まらない生き方をしています。
食べること・書くこと・楽しいこと大好き

元小学校教員
おにぎりを通して”食べる楽しさ”を共有していきたい

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