MENU

「筋トレ後は白米が最強!プロテインだけでは足りない理由と食べ方」

こんにちは!健康に暮らすためのヒントを発信してます、Hiroです!
今回は筋トレとお米に関するお話です

みなさんは
「今日筋トレしたし、白米は食べないでおこうかな」「玄米の方が体にいいイメージあるよな」
と、こんなことを考えたことはありませんか?

例えばSNSなんかでは、「白米を食べると太る」と言った情報さえ混在してますが、こういった情報を聞いて「白米」を食べることに対する悩みを持っている人は、実は少なくありません。

しかし結論、タイミングと量を押さえれば“白米は筋トレの即効エネルギー源”として超優秀。

むしろ闇雲に抜くと、トレーニング強度が落ちたり、回復が遅れて筋合成のチャンスを逃すリスクがあります。

白米を “いつ・どれくらい・どの目的で” 食べるかが成果を分けます。

本記事は、筋トレを始めて食事の内容が気になっている20〜30代男性におすすめの内容となっています!

  • 筋トレ前後の白米の食べ方・目安量(茶碗◯杯)
  • 白米と玄米・雑穀米の使い分け
  • 減量期・増量期の調整ポイント
  • コンビニで揃う簡単メニュー例

以上のようなポイントが気になる人は、ぜひ記事の最後まで目を通してみてください!

白米を味方にして、筋力アップと体づくりの“燃料戦略”を考えていきましょう😁


筋トレに白米が欠かせない理由

筋トレで筋肉を効率よく育てるためには、炭水化物によるエネルギー補給が不可欠です。
特に白米は、消化が速く体内でエネルギーに変わるスピードが早いため、筋トレをしている人にとって非常に重要な食材です。

以下に詳しく解説します!

エネルギー源としての役割

筋トレ中に必要となるエネルギーの多くは、筋肉や肝臓に蓄えられた『グリコーゲン(糖質の貯蔵形態)』から供給されます。

グリコーゲンが不足すると、身体は鍛えたいはずの筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとするため、トレーニング効率が下がるだけでなく筋肉量の減少にもつながります。

白米をトレーニング前に食べることで、筋トレに使うエネルギーを補給できるので、筋肉の分解を防ぐ効果を期待できます!

「白米=太る」は誤解

白米はGI値(糖質の吸収度合い)が高めで血糖値が上がりやすい食材です。
しかし、筋トレでエネルギー消費が多いタイミングに摂取すれば太る原因にはなりません

むしろ、余計な間食を防ぎ、トレーニングの質を上げるための「効率的な燃料」となります。

白米のメリットまとめ

  • 消化が良い:トレ前に食べても胃もたれしにくい
  • 即効エネルギー:血糖値を素早く上げ、トレーニング強度を維持
  • シンプルに食べやすい:おにぎりや丼などアレンジしやすい

白米は「摂り方次第で筋肉を支える強力なパートナー」と覚えておきましょう🙂

筋トレ前の白米:タイミングと適量

それでは実際に、筋トレ前に白米を食べるとしたらどのタイミングで食べればいいのか、それをここで紹介します!

いつ食べるべきか?

結論

  • 筋トレの 1〜2時間前 に、茶碗1杯 (約150g)が目安!
  • 時間がない場合は、筋トレの30〜60分前におにぎり1個程度(白米100g前後)でもOK!

筋トレ前におすすめの組み合わせ

白米だけでなく、低脂質・高タンパク質の食材と合わせると筋肉の分解を防ぎ、集中力も高まります。

例えば以下のような組み合わせがおすすめ!

  • 鮭おにぎり+サラダチキン
  • 卵かけご飯+野菜スープ
  • おにぎり2個+無糖ヨーグルト

どれも簡単に用意できるものばかりですね😋
逆に唐揚げや揚げ物は当然消化に悪いので、筋トレ前には避けてくださいね。笑


筋トレ後の白米:回復をサポート

筋トレ後といえば、まず「プロテインドリンク」が頭に浮かぶ人も多いでしょう。
確かにタンパク質は壊れた筋繊維を回復させるために欠かせませんが、それだけでは筋肉修復はまだ十分ではありません。

実は、筋肉の回復や成長を最大化するには、「炭水化物+タンパク質」の摂取がカギを握ります。

【重要】なぜ筋トレ後に白米が必要なのか?

  • グリコーゲンの回復が筋トレ効果を決める
    筋トレ中、筋肉に蓄えられていたグリコーゲン(糖質)が一気に消費されます。
    これを素早く補わないと、筋肉はエネルギー不足に陥り、分解が進んでしまうことも。
    白米は消化が速く、ゴールデンタイムにエネルギーを即座にチャージできる優秀な燃料です。
  • インスリンの働きでタンパク質の吸収を加速
    炭水化物を摂ることで分泌されるインスリンは、タンパク質を筋肉へ送り込む「運搬トラック」のような役割をします。
    つまり、白米がなければ、せっかくのプロテインも効率よく使われません。
  • 「材料+燃料」の両方が揃って初めて筋肉が育つ
    プロテインは筋肉の材料ですが、白米はその材料を運び、修復を進めるためのエネルギーです。
    どちらが欠けても、筋肉の成長は鈍化します。

筋トレ後のベストな摂取量と例

筋トレ後に次のように白米を食べると、ベストな摂取量を得られます。

  • 茶碗1杯(150g)+タンパク質20g(鶏むね肉100g・サバ缶1缶など)
  • 増量期なら茶碗1.5杯、減量期なら0.5~1杯に調整

食事例

  • 白米+サバ缶+味噌汁
  • 白米+鶏むね肉のソテー+ブロッコリー
  • コンビニ例:おにぎり2個+サラダチキン+無糖ヨーグルト

時間が取れないときは、おにぎり+プロテインドリンクでも十分な効果が期待できます。

白米・玄米・雑穀米の使い分け

「白米より玄米や雑穀米のほうが体に良い」と言われますが、筋トレにおいては目的とタイミングで使い分けるのがベストです。

白米:即効エネルギー源

  • 特徴:消化吸収が早く、素早くエネルギーに変わる。
  • 最適タイミング:筋トレの 前後
  • おすすめ例:おにぎり、卵かけご飯、焼き鮭+白米。

玄米:持続型エネルギー

  • 特徴:ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富。血糖値が上がりにくく、腹持ちが良い。
  • 最適タイミング日常の食事や減量期に最適(筋トレの2〜3時間前ならOK)。
  • 注意点:消化に時間がかかるため、筋トレ直前には不向き。

雑穀米:栄養バランス強化

  • 特徴:鉄分・亜鉛・食物繊維など、多彩な栄養素をプラスできる。
  • 最適タイミング普段の主食や増量期の栄養強化に。

減量期・増量期の白米量の調整

ここまで読んでくれた人には、筋トレをするときに白米を食べてもいい。
それどころか、食べた方がいいじゃん!とわかってもらえたと思います!

なので、次に少し踏み入った話をしましょう。
それは、減量期・増量期に食べる白米の量についてです。

自分の体のために、減量期・増量期でしっかり食べ分けたい!という人は、減量/維持/増量で配分を変えるのがコツです。数字はざっくりでOK。まずは“茶碗の量”で感覚をつかみましょう。


基本のおさらい

  1. 総カロリーが最優先:白米が太らせるのではなく、食べ過ぎによるカロリー過多が体重増の原因
  2. 炭水化物は筋トレ前後に:筋トレパフォーマンスの向上と、筋回復に効果的
  3. プロテインだけに偏らない:炭水化物(白米)を一緒に摂ることで、摂ったタンパク質が筋肉に活かされやすくなる

フェーズ別ざっくり目安(1日あたり / 炊いたご飯量)

フェーズ目安量(茶碗)配分の考え方コメント
減量期(体脂肪を落としたい)0.5〜2杯/日トレ前後に集中投下(前0.5/後0.5〜1杯)オフ日はさらに減らし、野菜・たんぱく質で満腹感確保。
維持期(現状キープ)2〜3杯/日朝・トレ前・トレ後など均等またはトレ前後寄せ体重・活動量で微調整。
増量期(筋肥大狙い)3〜5杯/日前1杯/後1〜1.5杯/残りを食事で分散食べ切れない人はおにぎり携行で分割摂取。

茶碗1杯=炊いた白米 約150g目安
コンビニおにぎりは少し量少なめ。
おにぎり1個は、およそ茶碗の 2/3〜3/4杯くらい(商品差あり)と考えると配分しやすいです。


減量期のポイント

  • 完全カットはNG!筋トレ前後に最低限の白米を入れてパワーを維持。
  • 筋トレ前:おにぎり小1個でもOK。
  • 筋トレ後:茶碗0.5〜1杯+高たんぱく質(魚・鶏・豆腐)で回復優先。
  • 野菜・味噌汁・海藻でボリュームを追加して満腹感をキープ。

増量期のポイント

  • エネルギー不足で筋トレパフォーマンスが落ちないように、前後でしっかり補給
  • 筋トレ前:茶碗1杯+低脂質タンパク質。
  • 筋トレ後:茶碗1〜1.5杯+タンパク質20g+脂質少しで筋合成サポート。
  • 補食として「おにぎり2個+プロテイン」セットを持ち歩くと小腹が空いた時に食べられます。

オフ日の扱い
トレーニングしない日は、白米をやや減らして野菜・タンパク質・玄米や雑穀米に差し替えると、カロリーを抑えつつ栄養密度を上げられます。

減量期は玄米との使い分けもおすすめです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ジム通い男子のための”筋トレ飯” with 白米

最後に、筋トレに励む男子たちの参考になるように、白米を美味しく食べるための筋トレ飯についてご紹介します。

コンビニ・市販品中心で今すぐ真似できる組み合わせをまとめてみたので、参考にしてみてください。

筋トレ前(1〜2時間前)におすすめ

組み合わせ茶碗換算タンパク質源フェーズ向きコメント
鮭おにぎり+サラダチキンおにぎり1=茶碗0.7杯相当鶏むね減量〜維持消化軽め・脂質低めで動きやすい。
卵かけご飯(茶碗1杯)+即席味噌汁茶碗1維持手早く・コスパ◎。醤油控えめで塩分調整。
豆腐+白米小(0.5杯)+バナナ茶碗0.5大豆たんぱく朝トレ・軽めの日胃に負担少なめ。
ツナおにぎり+ゆで卵おにぎり1=0.7杯卵+魚減量〜増量脂質が気になる人はツナ水煮を選ぶ。

時間がないとき:おにぎり小1個+プロテインドリンクで最低限の燃料確保


筋トレ後(30分以内〜2時間)におすすめ

組み合わせ茶碗換算タンパク質源フェーズ向きコメント
白米(茶碗1杯)+サバ缶(水煮)+味噌汁茶碗1維持〜増量DHA・EPAも補給。
白米(0.5〜1杯)+鶏むね肉ソテー+冷凍野菜0.5〜1減量〜維持作り置きしやすい定番回復メシ。
おにぎり2個+サラダチキン+無糖ヨーグルト~茶碗1.3杯鶏+乳増量外でトレ後すぐに食べられる鉄板セット。
レトルト白米(パック)+納豆+卵+刻みネギ茶碗1卵+大豆オールラウンド炊かなくてもOK、たんぱく+炭水化物即補給。

FAQ

筋トレしているのに白米を食べると太らない?

太るかどうかは白米のせいではなく、総カロリー次第です。
白米は太る=NGと考える人が多いですが、筋トレ中はエネルギー不足になるほうが筋肉がつきにくく、むしろ効率が悪いです。
筋トレ前後に必要量(茶碗1〜1.5杯)を適切に摂れば、筋肉の回復を助けて代謝もアップしやすくなります。

プロテインと白米はどちらを優先すべき?

両方セットで摂るのがベストです。
プロテイン(タンパク質)は筋肉の材料ですが、それを運ぶエネルギーがないと修復が遅れます。
白米+プロテインのコンボが、ゴールデンタイムを最大限に活かす最強セットです。

玄米やオートミールのほうが筋トレ向き?

タイミング次第で使い分けるのがおすすめ
・白米トレ前後の即効燃料。
・玄米・オートミール日常食・減量期の腹持ちアップ用。
消化速度の速さがトレ前後のパフォーマンスに直結するため、筋トレ直前・直後は白米のほうが効率的です。

夜トレ後に白米を食べると太る?

夜でもトレ後なら心配不要。
筋トレ後はグリコーゲン補充と筋修復が最優先。
夜でも茶碗0.5〜1杯+高タンパク質メニューなら脂肪になりにくいです。
むしろ白米を完全カットすると、筋肉の分解や疲労回復の遅れにつながります。

おにぎりだけで十分?

軽いトレ前ならOK、トレ後は+タンパク質を必ず。
トレ前のおにぎり1個(茶碗0.7杯相当)+トレ後にサラダチキンやサバ缶を合わせれば、最小限でも筋肉修復に必要な栄養がそろいます。


まとめ

筋トレにおける白米は、エネルギー補給と筋肉回復をサポートする最強のパートナーです。
「炭水化物は太る」と敬遠されがちですが、正しいタイミングと量を守れば、筋肉を効率よく成長させる武器になります。

この記事のポイント

  • トレ前後は白米が最適燃料:前はパフォーマンスUP、後は回復を加速。
  • プロテイン単独は不十分:白米と組み合わせることで吸収効率が最大化。
  • 目的別に量を調整:減量期はトレ前後のみ0.5〜1杯、増量期は1日3杯以上を分割。
  • コンビニやおにぎりでOK:完璧な自炊ができなくても、茶碗換算で工夫すれば成果につながる。

筋トレの成果は、トレーニング量×回復力=栄養補給の質で決まります。


白米は手軽にエネルギーと満足感を与えてくれる、日本人にとって最高の主食です!
この記事の内容を参考に、「白米を味方につけた筋トレ飯」で、理想の体づくりを一歩進めてみてください🙂



hiro
健康美容ジャーナリスト
・小学校の教員を3年間していました。
・コロナを機に自分の働き方・私たちの健康・子どもたちの食の未来を見つめ直し、離職。
・実家が米屋だということもあり現在は、田舎の小さなおにぎり屋さんとして仕事を続けています。
このブログでは、食を通して私たちの美容や健康を支えるヒントを発信しています!
「気になる記事をつまみ食い」する感じで読んでいただけると嬉しいです♪

この記事が気に入ったら
フォローしてね!